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夢を追いかけた3日間〜2日目

2日目。
度重なる天候不良で出船ができず、やっとこの日がやってきました。
私が鯛ラバを始める前、世間に鯛ラバをいうルアーが流通していない約9年前から、この釣りを初めていたという「しーまん工房」代表の渡辺さんにやっと会えました。
しーまん工房は渡辺さんが独自の理論と研究で「しーまんラバー」を生み出したメーカー。
「超デカ真鯛」を釣ることに特化したといっても過言でない、独特の形状を持つヘッドにボリュームのあるスカート&ネクタイ、そして強靭なフックを装着したしーまんラバーは、この地で数々の「超デカ真鯛」の実績を持つ。
渡辺さんが持つ自身のレコードは100cm/13kg。
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もちろんルアーは「しーまんラバー」。
早朝、私たちを乗せたボートは川を下る。
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そして大鯛が待つ海へ。
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ご来光に向かって本日の安全と大鯛を祈願する。
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巨大なイワシの群れと鳥山が私たちを出迎えてくれた。
私はいつものタックルを手にする。
ジャッカル・ポイズンオーシャンスーパーバキューム67L-VCMにカルカッタコンクエスト100DC、メインラインはよつあみのウルトラダイニーマWX8/0.8号にフロロカーボンリーダー12lb。
ファーストヒットはニュービンビン玉70g+チューニングネクタイ「超ケイムラ・グリーンフレーク」で。
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昨日の釣行で掴んだ「カラー感」が見事にアジャスト。
本来ならイワシがベイトなので松本レッドをチョイスするところなのですが、昨日の釣行ではそうでない気がしたのと、夕マズメに「超ケイムラ・グリーンフレーク」がいい時間帯があったので、それを当てはめてみました。
しかし私の狙っているサイズはこれではない。
私がこれを撮影している時、しーまん工房渡辺さんのロッドが舞い込む。
渡辺さんはあっさりと余裕のファイトで圧巻の86cmを釣り上げた。
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ビンビン玉より遥かに大きい「しーまんラバー」が小さく見える。
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それどころか「一口サイズ」。
朝一番の一流し目から度肝を抜かれました。
私の2枚目はロクマル。
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「ハチロク」の目の当たりにした後では恥ずかしいサイズに思える。
日が昇ってイワシが散り、時合が終わる。
ビンビン玉を鯛ラバ共同開発カラーのグリーンゴールドのヘッドに「SEVENスライドのスペアーラバー」であるウォーターメロンのスカート、そしてダークグリーンのネクタイにチェンジ。
3枚目。
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ヤズ。
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4枚目はしーまん船レコード!(笑)
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5枚目。
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しーまんラバーを使っていた日浦さんにもヒット。
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6枚目は「SEVENスライドのスペアーラバー」への反応が少し悪くなってきたので、ウォーターメロンのスカートはそのままにネクタイをカンジインターナショナルの「ワサビマスタード」でチェンジしてアジャスト。
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前回岡山釣行のレポートで説明した近似色へのカラーローテーション。
ダークグリーン→チャート
の間に入るカラーということで「ワザビマスタード」ですね。
そして・・・
午後の時合は突然やってきた。
ビンビン玉が着底後、3巻で食ってきたのは・・・
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本日の7枚目は79cm。
ネットインした瞬間はハチマルだと思ったのですが・・・残念。
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一度は根に張り付き動かなくなりました。
ライトタックルなのでヒヤヒヤしましたが、なんとか上がってきました。
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私より少し遅れて掛けた日浦さんは82cm。
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グッドサイズのWヒットとなりました。
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大きい方のフックは折れていました。
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12lbのリーダーはザラザラ。
甘く見ていました。
過信していました。
10kgオーバーもいつものタックルセッティングで大丈夫だろうと。
このエリアの底の状態では、いつものタックルセッティングではダメだと痛感しました。
私以外は全員「ジギングタックル」で使うリールにジギングロッドのような強靭さと食い込みの良いティップを持つしーまん工房カスタムロッドというセッティングでした。
ヘビータックルで狙っているのは、ちゃんとした「理由」があったのです。
私がこのブログで常々「常識にとらわれないように」とみなさんにお話していましたが、常識にとらわれていた自分に気付き、とても恥ずかしく思いました。
私がやっていたことは「数釣り」であり、1枚の「超デカ真鯛」を狙うものではないことに気付きました。
今日はこれにてストップフィッシング。
3回連続ハチマルゲット中の樋口さんはラストのチャンス、惜しかったですね。
わずか半日程の実釣でこの成果。
明日ラスト1日を残すのみとなりました。
出るか!?10kgオーバー。
年間100枚まであと20枚。

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