鯛ラバ専門情報サイト

鯛カブラQ&A

T様よりご質問いただきました。
<質問内容>
カブラを使用時に個人的には重いものが好きで、100gを中心に使っています。20mほどの浅場でもです。それなりの釣果もあります。ですが、人は軽ければ軽い程良いという者もいます。その辺の見解をお願いします。
あと、リーダーの太さも私は5号を中心に大物をねらいます。3号だともっと食うと友人は言います。そのあたりの意見もお願いします。つまり、リーダーも細いほど食いがよいことになるのでしょうか?
<回答>
まず、使用する鯛ラバの重さについてですが軽いもの、重いものを使うそれぞれのメリットをご説明します。
■軽いカブラを使うメリット
・巻き抵抗が少ない(鉛ではなくタングステンを使うことでも同じ重さでも抵抗が異なります)
・抵抗が少ないので、小さなアタリや潮のちょっとした変化などが分かりやすい
・フォールで食わせやすい
■重いカブラを使うメリット
・水押し(抵抗)が強いため魚へのアピールが大きくなる
・着底がより分かりやすい
私の場合、基本的に着底を基準に重さを決めています。
「その水深で着底が分かる一番軽いウエイト」
です。
「巻き抵抗が少なくなることによる情報量の多さ」
は確実に釣果アップへと結びつきます。
T様が普段、重いウエイトを使用されているのであれば、一度軽いウエイトを使ってみてください。
その情報量の多さに驚かれると思います。
ですが、あえて重いものを使う場合もあります。
それは、
・乗り合いで手返しを多くしたい場合
・真鯛の食い気がある時や大物に的を絞りたい時
という時です。
乗り合いの場合「いかに人より手返しよく釣るか」が重要なファクターです。
その時の状況(軽いカブラでも重いカブラでも変わりなく真鯛が釣れるなど)を判断し、重いカブラの方が有利と判断すれば、重いカブラを使うことで釣果がアップします。
また、真鯛の食い気がある時や大物に的を絞りたい時という点については、重い(抵抗の大きい)カブラを使うことで水押しを強くし真鯛へのアピール力を高めてスイッチを入れやすくするというメリットがあると思えます。
次にリーダーの太さです。
まずは太さによるメリットです。
■細いもの
・抵抗が少ないためフォールスピードが速く、巻き抵抗が少なくなる
・メインのPEラインが細くできる
■太いもの
・根ズレに強い
使うカブラの重さと同じで、細ければ細いほど巻き抵抗が少なく、より多くの情報をキャッチできます。
ちなみに、リーダーを太くすればメインのPEラインも太くしなければなりません。
でないと、根がかりした時にPEラインが切れてしまい、最悪高切れする可能性があります。
ちなみに私のラインシステムは、
PE0.6→リーダー12lb(3号)
PE0.8号→リーダー14lb(3.5号)
がメインで、このシステムで瀬戸内、九州すべての海域をカバーしています。
ただし、昨年から
PE1号→リーダー16lb(4号)
PE1.5号→リーダー20lb(5号)
を導入した釣りもしています。
これは、
・大鯛の可能性が高い、または瀬がありパワーファイトが必要
・青物が多く、おまつりしやすい
といった状況でこのシステムを使用しています。
上記の説明をまとめますと、
「使うカブラの重さが軽ければ軽いほど」、「使うラインが細ければ細いほど」釣果がアップするのは正解だと思います。
それは巻き抵抗が少ないため、小さなアタリが分かりやすく、潮の重みなどの変化等、より多くの情報が把握できるからです。
ただし、適材適所、状況により使うカブラの重さやラインシステムを換えることも大切です。

実釣レポートの最近記事

  1. 島根タイラバ レポート

  2. 夏の午後はからのんびり明石で鯛ラバ|明石鯛ラバレポート

  3. 大雨後のタイラバ

  4. 久しぶりの釣行

  5. 日本海ディープタイラバには夢がある

遊漁船の掲載依頼

アーカイブ

カテゴリー

PAGE TOP