BINBIN STICK(ビンビンスティック)に続き、間もなく発売(5月上旬予定)を控えている「ビンビン玉スライド」。
今回は、このビンビン玉スライドをテストや撮影で実際に使ってきた感想について改めてまとめてみようと思います。
まずはヘッド。
こちらはハリス(シーハンター)の長さを変えることにより、
・ヘッドとパーツを離れにくくする
・ヘッドとパーツを離れやすくする
の使い分けができます。
ヘッドとパーツを離れにくくするにはノーマルの仕様で。
ヘッドとパーツを離れやすくするには、ハリス(シーハンター)の結びコブを小さくし、セブンスライドのパーツの中にリーダーとハリスの結び目を入れるようにします。
こうすれば結び目が傷むことはありません。
そしてヘッドはフロロリーダー上にあるので遊動しやすく(離れやすく)なります。
次にセブンスライドを使ったパーツ交換をさらに素早くする方法。
この方法はセブンスライドの考案者である宮崎船長に教えていただきました。
通常、セブンスライドにはスカートとネクタイが装着されています。
これを「セブンスライドにはスカートのみ」装着し、ネクタイは装着しないようにします。
スカートの本数は12本にしています。
従来の固定式のように「フレアさせない」ようにするためには、シリコンのゴム管をかぶせる方法もありますが、面倒なのでリーダーで結んで縛っても良いでしょう。
フレアさせたければハサミでカットすればOKですから。
で、ネクタイはどうするの?
となりますが、ネクタイはハリス(シーハンター)の輪っかの部分に入れ、セブンスライドのパーツで固定します。
こうすることでネクタイの形状やカラーチェンジが素早くできるのです。
この方法を何度もテストしましたが、ネクタイが取れたりズレることはありませんでした。
この方法で装着すると、予めセブンスライドにはスカートのみ装着したものを作っておき、現場で素早くその日のアタリカラーを組むことができます。
もちろん、瀬戸内でシルエットを小さく見せるために施すスカートレスチューンにも対応。
その場合は、スカートを装着していないセブンスライドのパーツでネクタイを固定するだけ。
そして遊動式では、ヘッドとパーツが離れますのでフックへの負担が軽減されるためにより細く小さいサイズの針が使えます。
この利点を利用して固定式の場合ではシーハンターの10号を使っていましたが、8号を使用することで「小さい針+細いハリス」による「吸い込みを良くさせる」ことが可能です。
ハリスは長いもの、短いものも持つようにしています。
状況によりベストな長さのものを使い分けています。
さて、瀬戸内では各地で乗っ込みが始まったという情報が飛び交っています。
春のお祭り騒ぎの準備として、まずはパーツを組んで準備されてはいかがでしょう。
あれこれ考えながらパーツを組む。
鯛ラバゲームの楽しみのひとつですね。