GWに「ロングリアフックにビーズ」というセッティングで、カブラを追いきれない真鯛を一人ガンガン釣っていた秋田の池田さん。
先日の明石釣行で早速このセッティングを試してみました。
おおよその目安ですがフロントフックは4cm前後、リアフックは9cm前後で作っています。
上針はこれまでと同じ長さなのですが、リアフックはネクタイの長さと同じにしています。
キモはリアフックにビーズなど抵抗になるものをつけること。
実際に使って見た目と同調具合を煮詰めています。
抵抗があればネクタイに針が同調するんですね。
イメージとしては以下のような状態です。
固定式を使用していた時は、例えばビンビン玉ならクイックスプリングに、1)ネクタイ、2)スカート、3)フックの順でセットすることにより、スカートとフックを同調させることができたのですが、遊動式になってからはこれができなくなっていました。
バーチカルの時はまだそれなりに同調するのですが、斜め引きの時は同調しにくいものでした。
それがロングフックはもちろん、通常セッティングでも「抵抗となるもの」を装着することでフックをネクタイに同調させることができるのです。
フックがネクタイに同調すれば「よりバレにくくなる」はずです。
先日、明石で使用していたセッティング。
ショートネクタイを使用していたのでリアフックは少々短めにしてネクタイと同じ長さにしています。
主にキャスティングで使用していましたが、長いリアフックがリーダーに絡むこともなく、またバーチカルでもほぼ絡むことはありませんでした。
今まで市販の状態のフックセッティングと何ら変わらない使用感です。
先日の明石では、フロントフックに2枚、リアフックに1枚と長いリアフックの恩恵は少なかったものの、その1枚はリアフックがなければ獲れていなかったかもしれません。
しかし、この仕様にはある条件下では「長いリアフックに掛かること」が多くなるようです。
逆に言えば「リアフックが長くなければ掛からない」ことになります。
それについては後日説明いたします。