F様よりご質問いただきました。
<ご質問内容>
いつも楽しく拝見させていただいております。タイカブラにハマって色々試行錯誤してる最中です。
さて、タイラバネクタイやスカートを自作しているのですがそこで疑問があります。タイラバの構造上スカートは「針の絡み防止」であるならばネクタイは「餌、誘い」だと理解してます。
であればネクタイを多くすればより誘いやアピールが増すとおもいがちなのですが多くの市販のタイラバはネクタイが2本のものが多いです。ネクタイは2本がベストバランスなのでしょうか?それとも多くすればより多くのアピールや誘いになるのでしょうか?
<ご回答>
まずネクタイの本数を多くすると、互いに干渉しあい動きが悪くなる場合があります。
見た目のボリュームはアップしますが、実際に泳がしてみると1本1本の動きが悪くなっていると思います。
これでは釣れないのか?というと、これはこれで釣れます。
では、どちらが良く釣れるのか?ということに関しては、実際に釣り比べたことがないので分かりません。
ただ、2本より3本の方がいいという状況もあるでしょう。
では、アピールさせたい時にネクタイの本数をアップさせる時はどの点に注意すれば、ネクタイの動きを殺さないようにできるのでしょうか?
私は、春にネクタイの本数をアップさせます。
春はアピールの大きいものによく反応するからです。
2年程前でしょうか、春の明石でハリミツのラバラバやアンサーがよかった時期がありました。
どちらも共通するのは「ヘッドの大きさ」であり、ラバラバが突出していたのはネクタイの多さでしょう。
その経験から春に私は通常のネクタイ(2本)に違う形状や素材のものを追加しボリュームアップさせてアピール力をアップさせます。
ストレートタイプにカーリーテールを追加したり、フィルムタイプのものを追加します。
形状や素材または大きさなどを変えることで互いの干渉を少しでも減らすことができます。
もちろん、これらを追加する際はお使いの鯛ラバに実際に装着し、水面で動きをチェックしてベストバランスを見つけていただけたらと思います。
少し話はそれますが、ネクタイとしてスタンダードな本数である2本でも、1本1本の形状を変えることで、より良い動き・アピールとなります。
例えば、私が愛用しているビンビン玉は1本は太く1本は細いため、太いものは大きく揺らめき、小さい方は細かく動きます。
また、アンサーのカーリーテールも同じで片方は太く片方は細くなっています。
どちらも良く釣れるネクタイですが、形状は違えどこういった共通点があったりします。
あとはカラー。
2本のうち1本のカラーを変えたり、1本追加する際にカラーを変えたりすると良い時もあります。
参考になりましたでしょうか。
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