F様よりご質問いただきました。
<ご質問内容>
いつも楽しく拝見させていただいております。鯛ラバにハマって色々試行錯誤してる最中です。
私は、瀬戸内海の尾道市周辺で鯛ラバをしています。鯛ラバのネクタイの色で、3年前から考えていますが、潮の色や天気、捕食しているベイトなどはなんとなく理解できますが、シーズンの時期、たとえば、4月からは赤にアタリが集中し、夏には、オレンジ、黄色系にアタリが集中しました。秋にもオレンジ系にアタリが集中しました。また、ゴールドは春先がいいと聞いていますが、シーズンの時期によって、ネクタイの色はどう考えたらいいのでしょうか?
<ご回答>
シーズンによるヒットカラーの変化の原因は次のことが考えられます。
まず、水の色。
海水温が上昇するにつれてプランクトンが多くなりそれでヒットカラーが変わったり、雨の多少により水の色が変わります。
水温の上昇や季節特有の天候による変化ですね。
水の色が澄んでいれば赤を基本に組み立てます。
濁ればオレンジやパール、チャートなど目立つカラーを使います。
次に補食しているベイト。
これはそのカラーに合わせた方がよい場合と、合わせなくてよい場合があります。
どのような時に合わせてどのような時に合わせないのか?は分かりません。
ですからまず船長にその時のベイトを聞いて合わせてみて、反応がなければカラーを変えてみるという手探りになります。
最後にその季節特有のカラー。
春は瀬戸内、外海ともメッキ(ラメ)などよりアピールするカラーによく反応する場合があります。
瀬戸内などではイカナゴがベイトになっており、外海では小イカがベイトになっている場合ですね。
ただ、ベイトがそうだからメッキ(ラメ)に良く反応するのかと断言はできないと思います。
春、産卵を意識した真鯛はこの季節にこういったカラーを好むというのもあると思います。
ですが、例外もあるんです。
昨年の明石がそうだったのですが、岡山と九州がメッキ(ラメ)のカラーが良かったのに、明石では通用せず、オレンジやチャートが良かったのです。
2年前はメッキ(ラメ)が良いということを知っていれば釣果アップしていたかもしれないパターンでした。
原因は・・・分かりませんが恐らく補食しているベイトが原因かなと思いますが、まだはっきりとした答えが自分の中で出ていません。
ただ、上記で説明したことはそれぞれの季節のカラー選択の一つの答えであることは間違いありません。
これに足りないものは今後引き出しを増やしていって、新たな答えを見つけたいと思っています。
さて、鯛ラバQ&Aですがたくさんの方々にご質問をいただき、ありがとうございました。
私も勉強になることが多く、知らないことも多いことが分かりました。
そこで、期間を延長し今月末までご質問を受け付けさせていただきたいと思います。
どしどしご質問お待ちしております。
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