鯛ラバカップ in 小豆島が開催された15日は、前週後半の雨で白濁り状態。
前日の14日に佐々木洋三さんグループが前乗りし、出船した時はそうではなくナナマルを含む10数枚と良い状況だったそうです。
ベイトもイワシが居て、真鯛も高活性だったとのこと。
それが一日で状況が激変。
私たちを乗せたセブンゴッドは正午まで小豆島の周囲で、その後四国本土で大会終了ギリギリまで釣りをしました。
まず小豆島付近。
予想されたベイトはイカナゴ。
天気は晴れ、無風。
満ち潮が止まる頃〜引き潮の半分くらいまでの時間をここで釣りをしていました。
スタートフイッシング直後に1枚40cm程度の真鯛がヒット。
そして引き潮になり、ポロッ、ポロッと釣れる感じ。
ネクタイのアタリカラーもマチマチ。
オレンジ、レッド、チャート、エビオレンジ・・・
私のカラーローテーションは、艶色オレンジ、蛍光ピンク、イカナゴールド、イカグロー、チャート、エビオレンジを光量と勘でローテーション。
ちなみに私の唯一の1枚はジャッカルビンビン玉・オレンジシュリンプ(=ネクタイはエビオレンジ)でヒット。
釣り座の関係でまともにバーチカルで狙うと真鯛が回って来ないと判断し、キャスティングで獲った1枚。
とにかく、アタリカラーは絞りきれずマチマチ。
魚探の反応はそこそこ良かったので、目の前にカブラが通り気が向いた真鯛がヒットするいった感じでしょうか。
非常に厄介な展開でした。
四国本土付近では、船長の話ではエビオレンジの実績が高いとのことで、エビオレンジを中心にオレンジゴールドネクタイ、艶色オレンジ、オキアミレッドをローテーション。
ちなみにこのオキアミレッドを使ったのは、イカナゴ、イワシ系のヒットカラーで釣れないのでもしやオキアミがベイトでは?と思ってのローテーション入り。
結果的にこれが正解で、ビンビン玉チューニングネクタイ・カーリータイプのオキアミレッドを使っていた同船者が連続ヒットさせていました。
私もここでニベをヒットさせ、吐き出したのがオキアミ。
しかしベイトがもしや!?と思ったオキアミとは。
オキアミレッドのビンビン玉ステルスを使っていれば良かったのかもしれません。
という感じで大会は終了。
検量率35%という状況ながらも釣っている人は釣っている。
優勝者はまだ鯛ラバを始めて間もない方。
どれだけ長い間鯛ラバをしていても、どれだけ知識があっても、どれだけ良いタックルを使っていても「今日初めての鯛ラバなんです」「今まで30cmが最高記録です」なんて方が、レンタルタックルであっさり大物を釣り上げる光景は幾度となく見てきました。
これがあるから鯛ラバ(釣り)って面白いんですよね。
こんなことを書くと、経験豊富な方に怒られそうですが実際はそうなんです。
でも、経験豊富な方と経験が浅い方が一緒に10回釣りに行ったとすると10回中6回は釣り勝ちます。
ただし4回は負けるかもしれません。
たった1回しか勝ち越していませんが、その1回の差をつけ続ける人がうまい人だと思います。
シマノの佐々木さん、W-WAVEの高見さんはこの厳しい状況の中、きちんと釣ってきました。
さすがだと思いました。
昨日、この「鯛ラバカップ in 小豆島」を企画・開催された赤澤さんは、「来年の第二回は参加人数をさらに増やして開催したい」と豊富を語ってくださいました。
ぜひみなさん、第二回大会が開催されたら参加してみてください。