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鯛カブラQ&A

K様よりご質問いただきました。
<質問内容>
初めまして私、G県在住のKと申します。鯛ラバを始めて今年で4年目になります。メインフィールドは、I県、H沖で鯛ラバを楽しんでいます。(ひとつテンヤと同船)
今回、初めて質問するのですが秋から初冬にかけて良く遭遇する、ひとつテンヤには、良く反応し(アタリ&ヒット)鯛ラバには、渋い状況・・・(反応は、底ベッタリ、甲殻類パターン)の攻略アドバイス宜しくお願いします。
使用している鯛ラバは、ビンビン玉の45g&60gとW-WAVEのテンス65gです。
素人的な考え方ですが上記の状況を攻略する為に、鯛ラバのスカートをボリュームアップし着底時にアピールするようにしてみたり・・・着底、残り5m位からサミングを強めにしてフォールスピードを遅くする&フォール時のアタリに集中しています。しかし、いまひとつ結果に繋がりません
<回答>
ひとつテンヤ、いわゆる餌には反応するが鯛ラバには反応しないケース。
私もそのような状況に遭遇したことがあります。(というより、鯛ラバで食わない方法があるはず!とあえて挑戦しに行きました)
私が遭遇したのは玄海灘の特定のエリアと明石の特定のエリア。
玄海灘の特定のエリアでは夏〜初冬にかけては、テンヤ(エビ餌)では良く釣れるのですが、鯛ラバにはほとんど反応しません。
明石の特定のエリアでも、12月に入るとエビカブラ(鯛ラバのネクタイとスカートを外し、2本針にそれぞれエビを付ける)では良く釣れますが、鯛ラバへの反応が激減します。
結論から申し上げますと、現状、両エリアとも手も足も出ません。
・軽いカブラを使ってみる(フォールスピードの調整):×
・底付近を斜め引き(底付近を重点的かつ効率的に攻める):×
・巻きスピードの調整:×
・ステイ(底付近で鯛ラバを漂わせる):×
・ボトムパンピング(底付近を鯛ラバで叩く):×
・色をエビに似せる:×
・シルエットに変化をつける(カーリータイプのネクタイを使う等):×
・エビの形状をしたワームを針に掛けてみる:×
・「臭いが決め手?」とフォーミュラーを使う:×
あらゆる手段を使ってもこれといった効果は得られませんでした。
上記で×としましたが、全くダメという訳ではありません。
少しですが効果が高いのは、できるだけ軽い重さの鯛ラバを使い、カーリータイプのネクタイを装着してスローリイトリーブで巻くことくらいでしょうか。
テンヤとの差は歴然でそれを超えることは難しいです。
ただ、鯛ラバの針にエビをつけると・・・これが簡単に釣れるのです。
せっかくご質問いただいたのですが、今のところエビが「付いているか」、「付いていないか」の差としか考えられません。
力技ですが、エリアを変えて(イワシの群れを探すなど違う餌を捕食しているエリアを見つけて)鯛ラバをするしかなさそうです。
ただ、このような回答ですと「やはり餌が強いのか」と思われるかもしれませんが、それはそういった特別な時期だけであり、餌よりも鯛ラバの方が勝る時期もあることは間違いないと思います。
過去にテンヤ(餌)が良いという事前情報でありながら餌VS鯛ラバを玄海灘で試しましたが、鯛ラバの圧勝だったこともあります。
餌VS鯛ラバの記事はこちら。
テンヤ(餌)が良いという時期に鯛ラバで対抗するのは至難の技ですが、もしかすると少しでも枚数が獲れる可能性があるかもしれません。
打開策を発見されましたら、ぜひご一報ください。
私も引き続き可能性を追求し、打開策が見つかればここでみなさんに報告させていただきます。

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