鯛ラバで大鯛だけを狙いに行くというテーマを掲げて釣りに行っています。
最初はタックルとか鯛ラバはどういうセッティングがよいのか試行錯誤しました。
現在はセッティングの試行錯誤は落ち着いています。
試行錯誤が落ち着くと自信になります。
アタリのない時間でも自信があるので何も考えずに巻き続けられます。そして大鯛が来ても安心してファイトができます。
人それぞれ、いろいろな考え方があると思いますから、たくさんの話しに耳を傾けてみてください。
それでは、たくさんの話し中の一つ、僕の考え方やセッティングをご紹介しましょう。
ロッド
魚を掛けたい派なのでアワセを入れます。ですから長めで張りがあるロッドが好きです。外海ではブリやヒラマサ、マグロなどの大型魚がヒットする可能性も高く、この系統の魚が来てもしっかり寄せることができて、船際で走り出してもペラに巻かれないようにしたりできます。
あくまでも狙いは大鯛。相手が青物と分かればファイトタイムを短縮したいですし、オマツリさせたくないですし、船底でラインを擦られたくないので、長めで張りがあるロッドになります。
冬場でも同じですが、やや追いが悪くなるのでロッドの硬さはドラグを少し緩めてカバー。
ロッドは1本(1種類)だけを使う。
調子が変わると魚のサイズが分からなくなるし、ドラグ設定も狂います。1本を使い続けることで魚の引きに対する限界点を身体で覚えることができます。
僕のフェバリットは、
ジャッカル・ビンビンスティックエクストロ・BSXS-C68M
2020年現在、これまでのビンビンスティックシリーズで一番多くの大鯛をキャッチしているロッドです。
スペック表をご覧になられた後に多い質問が「Lure(g)がMAX200g」という表記。
200g以上の鯛ラバが使えない訳でもなく、200g以上の鯛ラバを推奨しないという意味ではありません。
250gとかでも問題なく使えますので深く考えないでくださいね。
リール
驚かれるかもしれませんが、電動リール派です。
フォースマスター600を愛用しています
スペアとしてオシアコンクエストCT300を。
ラインの高切れ、万が一のトラブルで電動で動かなくなった場合の予備として必ず携行しています。
電動リールを使いますが魚を掛けるまでは手巻きです。電動に頼るのは主にピックアップ作業。手巻きだとピックアップが辛くてついつい「もう少しそのまま続けよう」となってしまうので、その煩わしさをカバーしてもらうために使っています。
電動だとピックアップが楽なのはもちろん、回収速度も速いので手返し抜群。
鯛ラバがエビになっていたり、フグにネクタイをかじられていたり、エソが多い時期のリーダーチェック等々、少しでも気になることがあれば回収し入れ直す。
手巻きで同様のことができるなら、そこはどちらでも構わないと思いますよ。
ただカウンターは必須。ラインキャパは最低でも300m。できれば300m以上巻けるものが好ましいですね。
リールもロッド同様、あれこれ使わずに1つを使う方がドラグ調整も正確かつスピーディーに調整できますね。
ハンドルはロングタイプ、ノブはラウンドタイプが使いやすいですね
LIVREのSB 70-75、75mmセッティングでノブはEP44(44mm)が好みです。
外海、ドテラで大鯛を狙うなら、疲れを軽減し安定した巻きができるようにハンドルやノブをカスタムするのもおすすめです。
ドラグ設定は800g〜1kgがベース
最近の傾向としては強めのセッティングでしょうか。自分が好んで使うラインシステムと針がこのドラグ設定で問題ないことは実証済みです。
ただ、掛けた後は魚の大きさによって微調整します。
ドラグの設定は正しくしてくださいね。
ラインシステム
PE1.2号を巻いています。
G-SOUL SUPER JIG MAN X8を使っています。
PE1号でもよいと思いますよ。
PE1.2号にする理由はライントラブルを極力減らすことが目的です。乗合では避けられないオマツリでの強度低下を防いだり、青物系とのやりとりを少々強引にするためです。
大鯛とのファイトは1.2号あれば十分ですね。どれくらい十分かというと、70cm後半の真鯛をフルドラグで巻いても問題なし、24kgのカジキも揚がりました。目安になりましたでしょうか?
リーダーはフロロの25lb(7号)です。
特にどの製品というこだわりはなく、バス用のフロロラインを使用しています。
3〜4ヒロにしています。リーダーの太さ(PEの太さ)も気にされる方がいますが、僕は気にならないです。乗合で自分より細いラインシステムで釣りをしていた中、自分に大鯛が来たことが何度もあります。
PE1.2号、リーダー25lb(7号)
十分に余裕あるラインシステムを組んでいます。
鯛ラバのセッティング
ヘッドはタングステンがいいですね。フォールの速さの手返しはこれに勝るものはなし。引き抵抗の軽さは手にかかる負担も軽減、繊細なアタリや潮の変化も把握しやすい。
ビンビン玉TG最強です
あとの細かい部分は秘密です。すいません(笑)