まず基本的なことですが、鯛ラバをフォールさせる際はリールの「スプールの端を親指で触れるか触れないかというような感じで」サミングをすることが重要です。サミングをすると「風や潮で余計なラインを放出させない」ことができます。
次に使う鯛ラバの重さ。
基本的には「水深=グラム数」で試し(水深50mなら50g前後)、潮の流れや風で船が流され着底が分かりにくいなら、使用する鯛ラバのウエイトを重くしていきます。また、「タングステン製の鯛ラバ」を使うと、同じ重さでも鉛より比重が重いためにコンパクトで抵抗が少なくなるため、フォールスピードが早くなるので、より明確に着底が分かりやすくなります。
さらにメインラインのマーキング。PEラインには例えば10mごとに色分けされています。船長に現在狙っている水深を確認し、その「水深とラインのマーキングからおおよその水深を事前に察知し、そろそろ着底するだろう」という準備ができます。準備ができると着底した際の変化(リールのスプールが止まる)などに気付きやすくなります。
・フォールさせる時は必ずサミングをする
・タングステン製の鯛ラバを使う
・着底が分かるウエイトの重さを使う(分かりにくいならワンランク重いウエイトにする)
・メインラインのマーキングで判断する
これらをトータルに実践することで着底がより明確になります。