まもなくデリバリーが開始されるジャッカル・ビンビンスティックHSシリーズ2機種とVCM1機種。
ラインナップが充実したおかげで全国のフィールドをカバーでき、より様々な状況に対応できるようになりました。
そこで、どの地域でどのロッドを使うのか?これだけあるとさすがに迷いますね。
私も発売を待ちながら、使用シチュエーションを妄想しています。
私の個人的な使い分けを、良く訪れるエリア別に分けてみましたので参考になれば幸いです。
※これでないといけないというわけではありません。ご自分の好みもあると思いますので、あくまでも目安としてご覧ください。
<和歌山県加太>
比較的水深も浅く、根掛かりを気にする場所も少ないので、
メインは最も繊細なBSC-HS610SUL-ST、フォローとしてBSC-HS610UL-STを用意するのが安心な組み合わせだと思います。
これはベーシックかつ鉄板な組み合わせですね。
<兵庫県明石>
ベイトのメインはBSC-72MH-VCM!このロッドの他に海峡筋で釣りが成立するものが見当たりません。
先日使用してあらためて確信できました。スペアに2本持ち込んでも良いかもしれませんね。
その他の地域でも、激流ポイントがあれば皆さんも投入してみて下さい。
極端な場合、通常100gでも底取りができなかった方が、この竿にするだけで60gで底取り出来るようになります。
フォローとして、シャローのキャスティングゲームが成立する夏場はスピニングのBSS-67L-VCM。
<岡山県・香川県>
BSC-HS610SUL-STとBSC-HS610UL-ST。2本の併用となります。
メインでは食い込み重視のSULを使いつつ、岩場を攻める時には着底感度に優れるULモデルで根掛かりを回避します。
HSのULはキャスティングにも対応するので重宝します。
そしてスピニングのBSS-HS610ML-STも忘れず準備が必要ですね。
<愛媛県来島海峡、広島県しまなみ街道>
明石と同じく激流状態が発生する恐れがありつつも、場所によっては通常のタックルでも対応が可能な変化の富んだエリアです。
よって、ベイトのメインはBSC-72MH-VCM、フォローとして汎用性の高いBSC-HS610UL-ST。
そして、ここでもスピニングのBSS-HS610ML-STを私は常備したいと思います。
<広島県安芸灘、愛媛県伊予灘>
ベイトのメインはBSC-HS610SUL-STで、フォローとしてBSC-HS710UL-STかBSC-HS610UL-ST。
スピニングはBSC-HS610ML-ST。
船によって攻め方がバラエティ豊かな印象です。船の大きさも様々。
キャスティング、ドテラ流し、それにひとつテンヤまで。
正直、皆さんの良く行かれる遊漁船の個性に合わせて選択肢が分かれるところでしょう。
キャスティングやひとつテンヤにはスピニングのBSC-HS610ML-ST。
ドテラ流しはロッドの長さが気になりにくいので、BSC-HS710UL-STが活躍しそうです。
<九州玄界灘ほか日本海など>
大型船が多いのでベイトのメインはBSC-HS710ML-ST。
この竿はHSの610SULと610ULのちょうど中間的な使用感なので、
タックルを絞るのに役立ちます。
フォローとしてパワーファイトやクラゲ対策にBSC-610L-VCM。
ちなみに電動リールにはBSC-610UL-VCM。このセッティングをすると高い波を打消してくれるため、驚くほどの力を発揮してくれることでしょう。
なお、瀬戸内でも電動リールを使うときや、腰かけて釣りをされる年配の方にはBSC-610UL-VCMが強力な武器となりますよ。
・ビンビンスティックHSシリーズの詳細はこちら
・ビンビンスティックVCMシリーズの詳細はこちら