オフショア(船)で釣りに行く場合、タイラバやらリーダー、ネクタイなどのパーツはいわゆる「バッカン」と呼ばれる収納バッグに入れて持ち運び、船の上で必要なものを取り出したりするんですね。
収納という主たる目的はもちろん、雨や波しぶきで中のものが濡れないようになっています。
必ずしも必要というわけではありませんが、あるとすごく便利だと思います。
バッカンには大きく分けてEVE素材と樹脂素材の2つのタイプ(素材)があります。
個人的に思う簡単な特長としては、
EVE素材
弾力性があり、軽い。軽いので持ち運びが楽チン。また肩から掛けられる。移動の際は重宝する。
樹脂素材
強度がある。EVE素材に比べて重い。肩には掛けられず、手に持って運ぶしかない。強度があるので、腰を掛けても問題なし。車のトランクに積み込む場合でも、気兼ねなくこの上に荷物を積み重ねられる。(重いものを下にするほうが荷物が安定するので、重いグループのバッカンは下になりやすい。)ステッカーを貼ったりして装飾もできます!
どちらの素材のタイプがよいかは上記を参考に考えてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私の歴代のバッカンは、EVE素材→樹脂素材→EVE素材という流れになっています。
いろいろ見て、自分が持っていく量のルアーやパーツなどを考えてこれにしました。
大きさは人それぞれ好みがあるとして、これにした理由は以下の機能。
1)ショルダーベルトと手で持てるベルトの2タイプを搭載
大きく移動するにはショルダーベルト、小さい移動や船で荷物を渡す時は手で持てるベルトが便利。
2)インナーケース
バッカンの中はケース類が積み重なるように収納することになる。現場で使用頻度が高いラインノッター、リーダー、ハサミなどはこれに収納することで素早く取り出せる。
3)防水ショルダーベルト
ビニール素材のようなものでコーティングされているので、魚の匂いなどがベルトに染み込まない。ショルダーベルトは船の底に垂れる状態になるので、これ重要です。
4)ロッドホルダーやプライヤーケース
移動の際にロッドを刺したまま移動する時に使用するのではなく、バッカンを地面に置いた状態の時にロッドを立てておく際に使っています。移動の際は、もし転倒したらロッドを破損する確率も高いでしょうし、船の上なんかはもしバッカンが揺れで移動したり倒れるとロッドを破損することがあるので注意してくださいね。あくまでも、乗船する前の待ち時間にロッドを立てておくくらいのものだと考えておいてください。
プライヤーケースの部分にはプライヤーはもちろん、フィッシュグリップなんかも収納したりしてもいいですね!
樹脂タイプのものもインナートレーがあります。
また、ロッドスタンドやケースなんかもポン付けできたりします。
そんなにいろいろな種類のものを見たわけではないのですが、もしかするともっと便利でアイデア満載のものがあるかもしれません。
上記の使い勝手などを参考に、実際にお店に行って実物を見ながら選んでみてください。
しかし遠征の車内ってトンデモナイ荷物の量だ・・・。