船で釣りをされる方のほとんどが、ルアーや仕掛けなどの持ち運び、そして収納にバッカンなどの収納ケース使用されているかと思います。
収納ケースには、ソフトタイプとハードタイプがあります。
ソフトがいいのだろうか、ハードがいいのだろうか迷うことはありませんか?
どちらも一長一短がありますので、そのあたりを今回紹介したいと思います。
ソフトタイプとハードタイプは素材が異なります。
ソフトタイプは柔軟さを持つ合成樹脂、ハードタイプは耐衝撃性に優れたプラスチックがそれぞれの素材です。
ソフトタイプはこんな感じのもです。
ハードタイプはこんな感じのものです。
では、両方使ってみての感想です。
軽くて持ち運びしやすいのは?
ソフトタイプとハードタイプは、同じ容量ならおおよそ1.5倍前後ハードタイプの方が重くなります。
車から船までの持ち運びなどを考えると、軽いソフトタイプの方が◎です。
また、ソフトタイプはショルダーベルトがついており、肩にかけられるようになっています。
手が自由になる分、ロッドを持ったり、船に乗り降りする時に「どこかを持つことができる」ため、足が滑ったりして怪我をするなんてことを防ぐことができます。
また、このショルダーベルトは持ち運びだけでなく、潮位によって乗り降りする高さが変わっても、スムーズな荷物の受け渡しができます。
このように、荷物の移動、受け渡しは軽さやショルダーベルトがあるソフトタイプのものが◎ですね。(ソフトタイプのものでもショルダーベルトがないものがありますのでご注意ください。)
耐久性がもたらすメリット
ハードタイプは、素材が硬く丈夫なので、立ったり腰かけたりすることが可能です。
まぁ、立つことに使うのは少ないでしょうけど、腰がかけられるとなると、揺れる船の上では重宝しますよね。
ノットを組んだり仕掛けを結んだり、移動中や食事の時など椅子の代わりになります。
パイプ椅子などを船に持ち込むと錆びてしまいますが、ハードタイプのならプラスチックなのでその心配は要りません。
また、車のトランクって限られたスペースですよね。
ソフトタイプは重ね積みができず、どうしても一番上に載せなければありませんが、ハードタイプなら一番下でOKなんです。
フラットな面が広いので重ね積みする時にとても重宝します。
あとは、ハードタイプの場合、ステッカーを貼ることができます。
お気に入りのメーカーや船で配られているステッカーを貼ると個性溢れる収納ケースになりますよね。
防水性は?
どちらもきちんと蓋を閉めた状態では変わらないように思います。
ソフトタイプはファスナーを採用しており、ハードタイプはワンタッチで締めることができるので、開閉するのはハードタイプの方がスピーディーです。
これ、意外に重要で、ちょっとした移動でもソフトタイプはきちんとファスナーで締めておかないと、中が濡れてしまうことが多々あります。
ワンタッチか、ファスナーかで耐久性も変わってきます。
ワンタッチの方が構造上、トラブルも少なく壊れにいかと思います。
カスタマイズできる
ハードタイプはロッドホルダーや工具入れなど、アフターパーツをポン付けすることで自分にあったカスタマイズができます。
結局どちらがいいの?
うーん、これは好みですね笑
ソフトタイプもハードタイプも同じ大きさなら収納量は変わりません。
あとは上記のメリット、デメリットからどちらを選ぶかですね。
ちなみに僕は「持ち運びの軽さ重視」「船に乗せる時の荷物の受け渡しのしやすさ」でソフトタイプを使用しています。