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シマノ電動リール「フォースマスター600」の新機能を鯛ラバ目線でチェック!

先日、シマノの電動リール「フォースマスター600」が発表されました。
この秋に発売のようです。
フォースマスター600の詳細はこちら
そもそも電動リールを鯛ラバで使うメリットとはなにか?

電動リールはディープ鯛ラバでメリットが発揮されます。そのメリットは、重いタイラバを回収する時はもちろん、回収→入れ直しが苦にならないので、すぐに流されてしまう軽い鯛ラバを使いたい時なんかにも有効です。(手巻きなら、度々の回収が面倒なので、少しでも着底回数を多くとれる重いタイラバをチョイスしがちです。)

あとは、水深(ラインの放出量)が一目で分かることや、巻きスピードが表示されるので、ラインの放出量に関わらず常に一定のスピードで巻き続けることができます。(電動でなくてもこの機能が搭載されている手巻きリールもあります。)
オール電動はもちろん、魚が掛かるまで手巻きで、そこから電動もしくはネットインまで手巻き(電動は回収のみで使用)のように一部手動といったハイブリッドな楽しみ方もできます。

さて、私の場合、フォースマスター400で電動デビューをして、フォースマスター300を使い、今は800を使っています。

フォースマスター400と300の違いは、ラインの放出量に関係なく一定の速度で巻いてくれる等速巻きモードや、クラッチを切るとモーターオフ、入れるとオンになるモーター&クラッチ連動機能が追加されました。

それまでは、自動巻き上げ→クラッチオフでもモーターが回転し続けて(空回り)いたのと、クラッチがオフになるとテンションがなくなるので、モーターの回転速度が上がり音がうるさかったのですね。

そもそも、巻いて落としてを繰り返す鯛ラバの釣りを想定して作られていないので、こういう機能がなかったのですが、ニーズとともに追加されたのだと思います。
300から800に乗り換えたのは、糸巻き量(300はPE1号が300m)を多くしておきたいということや巻き上げパワーの問題でした。

この800を使うようになってから、300/400と800の中間サイズが欲しいと思うようになりました。

800は糸巻き量もパワーも申し分ないのですが、いかんせん手持ちの釣りをするには少し大きい(笑)使えば使うほど小さいの出ないかなと思うようになりました。

そしたら出ました(笑)

その名も

フォースマスター600

ラインナップは65mmのシングルハンドルタイプと55mm(110mm)のWハンドルタイプの2機種。

まずは気になるサイズ。
800を使っていて一番気になっていたところです。

ボディはコンパクトに、そしてコードの取り付け位置がハンドル側になったことで、さらに握りやすくなっているようです。


手持ちがかなり快適になりそうです。
ちなみにラインの巻き容量はPE2号が300mですから1号なら600m入るでしょう。
重量の比較です。

フォースマスター300:410g
フォースマスター400:385/390g
フォースマスター600:490g
フォースマスター800:545g
最大ドラグの比較です。
フォースマスター300:5.0kg
フォースマスター400:5.0kg
フォースマスター600:8.0kg
フォースマスター800:11.5kg

次に巻き上げレバー。

巻き上げレバーがハンドル側についていると300や400ではリールを持つ方の指を伸ばせば操作できていました。

800の場合はハンドルを持つ方の手で操作していました。300や400では指を伸ばして操作するので、小さな手の持ち主である僕には微妙な巻き上げ速度の調整がやや難しく、800はボディーがさらに大きいので右手で操作する必要がありました。

フォースマスター600では従来のレバータイプから「タッチドライブ」というものに変更され、位置はリールを持つ側に変更されています。

指が届く(笑)

そしてこのタッチドライブですが、

ロッドを握る親指の押圧で自在なスピード調整を可能にする、シーソー型感圧スイッチ。

 

アングラーの意志に感応する[タッチドライブ]が、喰い上げや急激な締め込み、あるいは着底即巻き上げに対応。と、なにやらこれまでの単なる巻き上げではないようです。一体どんな機能なのか?

動画でちょこっと紹介されています。

動画はこちら

しかしサイトや動画ではすべてを把握できないような機能がありそうです。この部分は今後、発売までに要チェックですね。

続いてクラッチ。

矢印がいっぱいですけど(笑)

なにかというと、従来ならクラッチオフはリールを持つ方の手で、クラッチオンはハンドルでという方が多いように思います。

※リールを持つ方の手でクラッチのオンオフができるものもありますがフォースマスター600と機構が違います。

フォースマスター600では、クラッチを切る(指で押す)でクラッチオフ→クラッチをさらに指で押すでクラッチオンができるようです。

そう、指の位置を動かさずしてクラッチのオン・オフができます。

リールを持つ方の手だけ、ワンハンドで釣りができる!

クラッチのオンオフ、回収がリールを持つ方の手でできるので、ファイト中のスマホ操作で動画撮影もできます(笑う)

と今はこんなところまでしか分かりませんが、タッチドライブの機能をきちんと把握すると、より驚くことになるかもしれません。続報を待ちましょう。

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