釣った魚を血抜きするときや、下処理に欠かせないフィッシングナイフ(釣り用ナイフ)。淡水で使う分にはそれなりに錆びにくいのですが、海水で使うとほとんど錆びます。
錆びにくいと言われているステンレスでさえ、真水で洗い流しおかないと錆びがまわります。
生簀がない船で船長の魚の処理が追いつかない場合などは、その都度締める必要がありますから、いちいち真水で洗い流してなんて面倒ですよね。
実際のところ、魚を締めてそのままバッカンにナイフを収納して・・・ということになると思います。
ナイフが錆びると折りたたみタイプのものは、刃が出せなくなります。また、切れ味が悪くなります。ですから、錆びたら研ぐか100円ショップで使い捨てのナイフを買うことでしょうか。
私もそんな感じで、少し高価な錆びにくいと言われるナイフをいろいろ使ってみたが、やはり錆びてしまうので、100円ショップで使い捨てのナイフを買って使うというところに辿り着きました。
ただ使い捨てというところに抵抗があったり、刃がよく欠けたり折れたりするのでそれはそれで不満がないわけではありませんでした。
そんな矢先に出会ったのがこのナイフ。
その名も「サビナイフ」。
刃物のまち「岐阜県関市」にある「株式会社ジー・サカイ」が製造・販売しているナイフです。
価格帯は7,603円からとよいお値段ではありましたが、買ってみて大正解。
魚を処理して海水で洗ってケースに入れて放置しても錆びない!!
驚きました。
おまけに研げるし、研いだところも錆びない。
先日、明石の利弥丸で同じものを見つけました。
船上で2年使って放置してこの状態!!
普通のナイフなら全体が錆びだらけで使い物にならないでしょうね。
ものすごく優秀なナイフです。高価ですが買う価値大いにあり!
錆びという悩み、解決されますよ。