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ビンビンソルトのロケ裏話

昨日初回放送されたビンビンソルト。

広島県の生口島から出港している「ひでまる」に乗船してのロケでしたが、その2日前に台風11号がロケ地の上空を通過。
進路上には激しい雨をもたらしました。
対策しないといけないのは濁り。
それまでのパターンが変わってしまっているはずなので、前情報は一旦クリア。
とりあえず2日間のロケ予定なので初日である程度様子を見て、二日目で初日によかったパターンをやる感じかな?と考えていました。
ロケ当日。
港から海を見ると白い。
水潮の影響がモロに出ていました。
水潮の影響は表面だけなのか?混ざってしまっているのか?
そんな感じで始まったロケなのですが、出てみるとやはり渋い。
船長が仲間の船と連絡を取り合うと少しは釣れている様子。
水の綺麗な小さなシャローエリアでの反応が良いとのことで、そこに行くと釣れたのは黒鯛。
2回程度アタリはあったもののショートバイト。
ここの潮目で子イカを発見。
これが後のヒントとなる。
一旦シャローを見切ってディープに。
ディープで結構な時間を費やすも、全く反応なし。
ここで船長に「シャローを打ちましょう」と提案する。
水潮の影響を考えるとディープエリアが固いかなと思ったのですが、シャローではわずかながらに魚の反応があったものの、ディープエリアに来てからは全く反応がなかったのです。
ということは、シャローは完全に死んでいない?と予測。
シャローに移動し、キャスティングで広範囲を狙う。
ここで、単発ながら結果が出る。
ただ、明確なパターンを掴んだわけではなく、あくまでも拾い釣りのイメージ。
潮の流れとともに打つシャローエリアをランガンし、気がつけばパッとしないまま夕刻。
乗船時間が10時間近くになるにも関わらず、船長は諦めずに複雑な潮を読んで真鯛が居そうなシャローエリアを探してくれる。
そんな状況で最後のエリアになるであろう、あるシャローエリアにたどり着く。
ここでまとまったアタリが出始める。
ただ、乗らない。
ナカジーと二人でやっていて分かったことは、
・ショートバイトだがコツっと明確なバイトである
・バイトがあっても巻き続けていると中層で再びバイトしてくる
・ファーストフォールでの巻き始め、もしくはバーチカルに近い状態の方がアタリが多い
の3つ。
このパターン、どこかで経験したことがあるなと考えると、朝のシャローエリアで見つけた子イカが記憶を呼び戻してくれました。
岡山の松本釣り船で、似たような水深をやっていた時に起こった現象。
ミミイカパターンと非常によく似ているという判断から、スピニングタックルを置き、ビンビンスティックHSに持ち替えてバーチカルで探る。
結果、これが正解でナカジーもスピニングタックルからベイトタックルに持ち替え、3連続Wヒットを含む猛ラッシュでミッション終了。
最後の最後でストロングなパターンを見つけ、初日でロケを終えることができました。
まだご覧になられていない方は、もがき苦しみながらもパターンを見つけてゆく様をご覧ください。

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