兵庫県垂水から明石海峡で鯛ラバをさせていただける利弥丸に行ってきました。
この日は朝からあいにくの雨。
そして数日前には台風が通過し、その影響も心配でした。
瀬戸内では流入河川が多く、この時期の温かい雨は、時にして海水温よりも高く二枚潮を引き起こす要因となります。
ましてや、明石海峡は淀川という大きな川の影響も受けやすく、満ち潮(大阪湾から明石方面に流れる潮)では、茶色や白い濁りが入りやすく、魚の活性にも影響を与えます。
そんな心配はご無用でした。
出てみると、濁りもなくいい感じ。
まずはシャローをチェック。
シャローといえばキャスティングですね。
この時期(春から梅雨)にかけては、オレンジゴールドフレークに実績があるので、オレンジゴールドフレークをセット。
すぐにアタリがあり、フックアップに持ち込むもバレてしまいました。
同船者にもアタリがありチャリコサイズをキャッチ。
再び同じ方が真鯛をキャッチしたので、カラーを見てみると赤。
ここで、すぐにレッドゴールドフレークにチェンジするとヒットしたのはシーバス。
そして真鯛もヒット。
シャローの潮が止まり、ディープエリアへ。
しかしこのディープエリアが大苦戦。
船長も、日に日に真鯛の居場所が変わるので、見つけるのが困難と嘆いていました。
この日は残念ながら食い気のある真鯛を見つけることができず、午前が終了。
朝一のシャローが午前便の明暗でした。
さて、午後便。
船長がシャローをチェックするとのことで、それに同行させてもらいました。
幸先よくシャローのキャスティングでヒット。
しかし後が続かない。
その続かない中、コンスタントに女性の方が真鯛を掛ける。
見ていると、バーチカルで釣りをしている。
横よりも縦の動きに反応するのか?
でも、キャスティングでも釣れているし・・・
同船者にフォールでヒット。
キャストを繰り返すと、手前に寄るとアタリが出る。
これで、バーチカルに分があることを確信。
ちょい投げで角度をつけて探る。
これが正解で1枚追加。
そして日が傾き、日没間近に一瞬食い気がアップ。
そのタイミングでロクマル。
久しぶりにシャローで掛けたので、途中までずっと青物だと思っていました。
午後は二桁釣果。
シャローのキャスティングがスタートですね。
次回の狙い目は、5月29日から6月7日あたりでしょうか。
楽しみな季節がやってきました。
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さて、この日の状況からも分かるように、近日明石へ行かれる方は船がシャローに入った場合は迷わず「キャスト」することをおすすめします。
そして、キャストしてどの角度でアタリが出たのか?をチェックしてください。
キャストして離れたところでアタリが出たなら、積極的にキャスト(斜め引き)して狙うべきでしょうし、手前(バーチカル)でアタリが出たのならちょい投げもしくはバーチカルで狙うようにします。
カラーはオレンジ、赤をローテーションで良いと思います。
また、船長がキャスティングに精通しているので、詳しく教えてくれます。
潮のタイミングによりディープエリアも攻める流れになると思います。
中潮〜大潮〜中潮の大きい潮回りの時は水深50から60m前後のところを2ノット以上の速さで狙う場合があります。
このような激流では鯛ラバのウエイトを60g→80g→100gと上げていくことも大切ですが、反面、ティップが柔らかいロッドを使うと底取りが難しくなります。
そんな時は明石激流スペシャルロッド【NEWモデル】 BSC-72MH-VCMが重宝します。
利弥丸の大窪船長プロデュースモデルとなっており、レンタルで試してみることもできます。
ぜひ体感してみてください。