第7回高松鯛釣りカップ・スピニング大会に出場してまいりました。
今年は状況の下見をするために前日入りし、状況を把握しました。
下見はワンピースIIに乗船。
前情報では、バーチカル気味の方が反応がよく、ヒットカラーは赤かオレンジ。
暑い中、船長も遅くまで頑張ってくださいました。
結果的に枚数はそこそこ釣れるものの、ビッグフィッシュパターンが掴めずでした。
船中最大魚のゴーマルをキャッチしましたが、枚数を重ねていくうちに混ざるであろうという感じでした。
カラーは特に偏りなく釣れました。
また、横引きではなくバーチカルという前情報でしたが、横引きでも反応する魚がいることも把握でしました。
結果的にヘッドの大きいものを使用してボトムを引きずるのが、今回のビッグフィッシュパターンでした。
私も頭の片隅にありましたが、枚数を重ねていくうちにビッグフィッシュ混ざるかもしれないクイックスプリング(固定式)の30g、45gで貫くパターンを大会で採用することにしました。
そして翌日。
いよいよ大会スタートです。
大会にはワンピースで挑みました。
自分の一番自信があるスタイルのキャスティング縛りだけに、一番気合いが入ります。
しかし、この日も枚数は獲れるけれども40cmの壁が誰も越えられない。
刻々と時間が過ぎ、お昼近くに船中でロクマルが上がる。
小さいヘッドで釣れたので、やはり数打ちゃ当たる!パターンでやり通そうと、ひたすらキャストを続ける。
終了間際に帰り道で15分だけします!という船長のアナウンスに、この日一番の集中。
ここで奇跡?が起こり44cmをキャッチ。
37cmをキャッチしていたので、2枚の長寸81cmとし、船中で最長寸とし終了。
表彰式。
上位の方はやはりロクマル含む2枚をキャッチされていました。
1位、2位はポセンイドン、3位は優勝丸から出ました。
優勝はなんと女性の山本さん!
前日からお一人でポセイドンに乗り込んで練習をし、大会に挑んだそうです。
私の知る限り、タイラバの大会で女性の優勝者は初です。
使っていたルアーはビンビン玉スライド。
もう香川の大会でどれだけお立ち台に上がったルアーなんでしょうね。
明石でもそうですが、もはやビンビン玉は瀬戸内の大会では毎回のようにお立ち台ルアーとなり、十分な実績ですね。
ポセイドン林船長にお話を伺ったところ、大会に向けてお客さんが居ない日でも船を出して魚を探していたそうです。
ポセイドンのブログに詳しく書いています。
そして、なんとか女性初の優勝者を出したく、前日山本さんにいろいろ教えて大会に挑み、狙い通り女性初の優勝者を送り出すことができました。
2位の山口さんはもはや上位入賞の常連サンです。
安定した強さ、脱帽です。
そして昨年2位、3位、今年は1位、2位と2年連続上位を独占したポセイドンの林船長。
みなさんおめでとうございます。
3位の優勝丸にご乗船だったお客様からもお話を伺いました。
船中では枚数こそ上がらなかったものの、サイズが良かったそうです。
船長はタイミングよくビッグフィッシュだけを追っていたのではないかということでした。
私の方は10位と不甲斐ない結果でした。
後の祭ですが、30g、45gでなく大きなヘッドを使っていれば変わっていたかも?と自分を悔やみました。
ビッグフィッシュがいたかもしれないエリアで、違うことをしていたのかもしれないですね。
松岡船長の頑張りに応えることができませんでした。
表彰式後には亜衣さんがこの大会で使っていたビンビンインチクのショートレクチャーをさせていただきました。
大会に向けて、私たちアングラーに夢と感動を与えてくださるために、たくさんの努力をしてくださった参加遊漁船の船長さん、ありがとうございました。
また、遠くからも参加してくださったアングラーのみなさん、ご協力いただいたメーカーのみなさんにも厚く御礼を申し上げます。
今回は「一人の釣り人」として参加させていただき、とても楽しくハラハラした時間を過ごさせていただきました。
京阪神地区からも2〜3時間程度でアクセスできる香川県高松エリア。
ぜひみなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。