今回は大げさなタイトルです笑
25分ってどんなけの魚とファイトしたの?
もしかして青物でも?
いいえ、マダイでございます。
僕もここまで長いファイトタイムになるとは思ってもいませんでした。
単にビビってドラグを締められなかったというのもあります。
もしかしてかなりの大物かも?と感じたのもあります。
この攻防は80m〜90mの水深で何度かリフト&フォールを繰り返し、160mほどラインが出たところで始まりました。
ほんとのことを言うとタイはタイでもアマダイを狙ってたんですけど、きちゃったわけなんです。
Forceマスター800を使っていて、リーリングは手巻き。
アタリがあって巻いて巻いてここぞで大きくスイープにフッキング。
そっから電動の巻き上げオーーーン!
ウィーーーーーン
ウィーーーーーン
ウィーーーーーン
ん?スプールが動かない。
いや、むしろジワリジワリと逆回転してる。
相手がデカイことを察知したが、脳裏にアマダイカクジツニツルゾホソジク針を装着したことが浮かぶ。
怖くてドラグが締められなーい。
こういう時は焦らずじっと我慢。
あいにく、今日は同船者は身内ばかり。
仕掛けを回収してもらって見守ってもらう。
あ、こういう時は遠慮なく「すいません、大きそうなのであげてください」と言いましょう。
ラインが絡んだりといいことはないですし、こういう時はお互い様です。
さぁ〜始まった第一ラウンド。
これが160m〜170m付近をずーっといったり来たり。
船は1.5ノットで流されています。
魚が潮に乗っているので距離が縮まらない。
どれだけ耐えただろうか?
ようやく160mを切り、150m台に突入。
こっから100mを切るまでの第二ラウンドも結構長かったです。
100mを切ると案外素直に寄ってきました。
そして至福の瞬間。
遥か沖からドカーンからのドンブラコ。
大きいやつは沖で浮くんです。
ファイト直後に動画を撮影し、ネットインした写メから時間を計測すると、約25分。
長さは80cmジャストで重さは6kg程度でした。
正直な感想、ファイトの内容からは想像していたよりも小さく感じました。
水深があって潮に乗ると化けちゃいますね。
ゆっくりとファイトしたおかげか、内臓も出ることなく綺麗な状態で上がってきてくれました。
で、帰ってどういやドラグはどれくらいだったんだろう?って気になったので計測。
約1kgでした。
ちなみにメインラインはPE1号、リーダー20lb。
1kgってまぁまぁですよ。
屋久島や天草なんかで「動かんやつがおる」とちょくちょく聞いていましたが、10kg超えるような相手が潮に乗るとそりゃなかなか動かないよなということを実感したファイトでした。