新年あけましておめでとうございます。大塚です。
皆さん初釣りには行かれましたか?私は正月休みの1月4日に鳴門海峡に行ってきました。
朝5時に家を出ていつも通り明石大橋、鳴門大橋を渡り鳴門の亀浦漁港へ。
港に到着すると風は無く気温3℃、この時期にしては暖かく感じるほどでした。しばらくし、船長と新年の挨拶を済まし2009年、初出船!
港を出ると東の空からは綺麗な日の出が迎えてくれ何か良いことがありそうな予感…(笑)
港を出て最初のポイント。朝一番ということで50mと鳴門では少し浅いポイントで砂底と岩礁帯の境目を流して行くことに…
潮色はクリアーということでビンビン玉60gの赤ネクタイからスタート。一流し、二流ししたが気配が無い。一潮前までかなりのバイトがあったポイントだけに期待していたのですが…
まぁ、いつも鳴門は狙う水深が深いせいか、朝一番より尻上がりに良くなる傾向があるので私自身、落ち着いていたが30分経っても誰一人バイトがなく嫌な予感を感じながらポイント移動。
次のポイントは水深75〜80mの岩礁帯。 流し初めて早速同船の印南氏にヒット!先程のポイントで何の気配も無かっただけに他人事ながらホッとし、ファイトを見ていると良い引きをしている。しばらくし上がってきたのは53cmの丸々と肥えたメスの真鯛!
初釣りで申し分ないサイズに本人もニンマリ。
続いて私にもヒット! しかし、あまり突っ込まず鯛ではなさそうな引きで時々頭を振る。海面を覗き込み姿を見せたのはサイズは小さいものの30cm強の高級魚アコウ(キジハタ)でした。
鯛ではなかったが正月から嬉しい外道私もニンマリ(笑)
潮も止まりだしポイント移動。しばらくポイントを点々とし次は水深80mの砂と石が混ざったようなポイント。しばらくバイトもなくフッと海面を見ると朝と比べて明らかに濁りが入っていることに気付きネクタイのカラーをチェンジ。
このように急な濁りの時はチャートや白に実績があるので今回はスカートをゴールド/クリアーにし、パールホワイトのネクタイにチェンジ。
すると先程までの沈黙が嘘のように、いきなりバイト! 難なくフッキングも成功し心地よい引きを味わい上がってきたのは40cm強の食べごろサイズの真鯛。今の時期の真鯛は脂のノリが良く一年で一番美味しいのでサイズはそこそこですが嬉しい一匹です。
これを皮切りにラッシュ突入!最初、他の同船者は定番のオレンジや赤のネクタイを使っていましたが私一人がラッシュ突入しているのを見てカラーチェンジし皆にバイトがでるようになり1時間30分の間に私だけで5フックアップで4匹上げることができました。
最後のポイントは60mから80mに落ちるブレイクをブレイクに対し垂直に流していきました。
バイトも無いまま何回か流しリーリング&フォールを繰り返しているとフォール中に私のビンビン玉が急に10m程落ち込んだ!かなり角度のキツいブレイクがあることがわかる。
なので、いつもより少し長めにリーリングしボトムから12、3m ブレイクの上側より少し浮いた辺りでいきなり「ガツン!」と一気にロッドティップが入り、気持ちの中で「来るかなっ?」と用意はしてたものの「ほんまに来た!」というほうが大きく少し焦った(笑)
時々、ラインが出てファイトを楽しみ上がってきたのはロクマルには届かったが本日5匹目の58cmのオスの真鯛。サイズよりも納得の一匹に心から楽しめました。
私は常々、この釣りにおいてカラーとリーリングスピードの2つが釣果を分ける重要なファクターだと考えてます。
今日のように定番カラー(赤やオレンジ)よりも釣果の上がるシチュエーションは一般的にはまだまだ知られていないが私の経験しただけでも、かなり存在します。
しかし「○○○の時はどんなカラーがいい?」「こんな場所ならどう釣ればいい?」などの質問を受けます。釣りは自然相手のこと。おおざっぱには答えることが出来ますが細かいシチュエーションなど肌で感じることが結構重要なんで釣り場以外で答えようがないのが現実です。
仮に答えたとしてもウソつきに思われることも(笑)
しかし、私のブログを読んで多くの方に良い釣りをしてもらえる助けとなるなら幸いと思い、これまでも色んなメソッドを紹介してきました。
なので今年も出来るだけ詳しくその日のシチュエーション、そして毎回、その中でのHOTなメソッドを紹介し、新たな技を皆さんにお届けし、何かヒントになればいいなぁと思ってます。
最後に私事ですがタイラバを初めて4年目。毎週欠かさず、いろんなフィールドで鯛釣りを楽しんできましたが未だ当初からの目標”キュウマル”を釣り上げることが出来ず試行錯誤の日々をおくっています。
そう簡単に釣れるサイズじゃないのですが、今年もキュウマル釣り上げたいなぁと夢見て西へ東へと釣り歩くので、皆さん今年もよろしくお願いいたします。
では皆さんも良い初釣りを…