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鯛カブラについて語る〜鯛カブラ編〜

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松本)さて、いよいよ肝心の鯛ラバの話です。単純なのですが、釣果をアップさせたければ、使用する鯛ラバのスペックに頼らざる得ません。この釣りでまず、基本で一番大事なのが着底。これが明確かつスピーディーに分かることが大切です。この条件を満たすためには「タングステン製」であることが重要ですよね。
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大塚)鯛ラバを始めたころは、鉛製しかなかったので当たり前のように鉛を使っていました。もちろん、それでその当時は十分な釣果をもたらしてくれました。ただ、鉛を使って思っていたことは「水深が深くなればなるほど、重いカブラをチョイスするために引き抵抗が重いのでディープの釣りがやりにくいな」ということでした。「重い=大きくなる」ということも手伝って引き抵抗がかなり大きくなりますからね・・・。
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そんな中「タングステン鯛ラバ」が出現し、そんな悩みを解決してくれましたね。タングステンというのは、鉛に比べて比重が高い素材です。同じ大きさでも鉛の約1.7倍の重さがあります。逆に同じ重さでも鉛より約42%も小さいということになります。要するに、タングステン素材を使えば「鉛よりも小さいシルエットで重いヘッドが作れる」ということになります。
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「鉛より小さいシルエットで重いヘッド」は、フォールスピードが鉛に比べて速く、しかも引き抵抗が軽い。そして、鉛よりも硬いので、着底が明確です。現在の素材で最高のものでしょう。タングステンは高価なので値段が下がればもっと言うことないのですけどね(笑) 高価で一見経済的にはどうかなぁと思われがちなタングステンですが、その着底感の違いから根掛かりを回避しやすくロスト率も下がり結果的には安くつくと思います。
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そして、着底のスピードアップは釣果アップにつながりますね。ポイントを一度流す間に「着底→巻上げ」の動作にかなりの差が出てきます。「着底→巻上げ」の回数が多ければ多いほど釣果に差が出てきます。
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タングステン素材の鯛ラバでおすすめは、なんと言ってもジャッカルの「ビンビン玉」ですね。45g、60gに加え今年から80g、100gもラインナップされました。80g、100gの登場により、二枚潮や100mのディープでの釣りも可能になります。ディープになればなるほど、タングステン素材の効果は絶大です。速く沈むのはもちろんなのですが、ディープではライン抵抗もかなり大きなものとなり、さらにカブラの抵抗が加わるので巻き抵抗が少しでも軽い方が分があります。そうなると、もうタングステンしかない!ですね。一度タングステン素材のカブラを使用すると、その凄さがすぐに体感できると思います。
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そうですね。ネクタイやスカートのカラーローテーションやフックの交換もしやすい構造もグッドですしね。ジャッカルの「ビンビン玉」は非常に使いやすいのでおすすめです。鉛製品ではシャウト!の「アンサー」やハリミツの「ラバラバ」、デュエルの「ソルティラバー」などがおすすめです!「アンサー」や「ソルティラバー」はスカートやネクタイ、フックの交換も容易ですしね。専用のスペアラバーやネクタイ、フックなどアフターパーツが充実しているのもユーザーにとって非常にうれしい製品です。
さて、次回は鯛ラバのカラーについて語りたいと思います。

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