松本です。
現在では、各社様々な鯛ラバが発売されており手軽に入手できますが、昨年の夏などは品薄状態が続き、欲しいカラーなどはすぐに売り切れていました。
仕方なく、自作していたのですがこれが結構釣れたので作り方をご紹介します。(ご質問でもたくさんの方から鯛ラバを自作する方法のお問い合わせをいただきましたので、ご参考になればと思います。)
材料は、鯛ラバ用の鉛(1号が約3.75gですので、45gのものを作成したい場合は12号を、60gのものを作成したい場合は16号を使用します)、シリコンラバー、ネクタイ、アシストライン、フック、マニュキュア、夜光製のウキ止めゴム、つまようじ、アロンアルファ、ヤスリです。(ネクタイやシリコンラバーの素材についてはこちらを参考にしてください。)
では、まず最初にヘッド部分ですが、アシストラインを通す穴の処理をします。角を落とさないとアシストラインに傷が入りやすくなるので、穴の周囲をヤスリなどで削ります。
次に塗装・装飾ですがこれはお好みで。塗装や装飾なしでも釣れますし、どうも気になる!方や完成度のアップ!を楽しみたい方は、塗装してください。
塗料は鉛自体柔らかいのと、常に着底させるために塗装がはげやすくなるため、変形しても塗装が剥がれにくく、またある程度の硬さのあるマニュキュアを使用します。カラーにもよりますが、2〜3回に分けて重ねて塗装すると見た目的にも耐久性にも十分な仕上がりになると思います。
大塚氏は両サイドにアワビシールなどを貼り、エアブラシで塗装しています。こうすると完成度がさらに高くなりますね。詳しくはこちらをご覧ください。
次にアシストライン&フックですが、まず最初に一方のアシストラインの先にフックを装着し、アシストラインを切断します(切断するサイズはヘッドやフックの仕様により変えてください・あくまでも参考値です)。
外掛け結びやスレッドで固定します。結び目やスレッドで固定した部分はアロンアルファで固定します。この際、アシストラインの本線に染み込まないように注意してください。アシストラインの柔らかさが失われ、ラインブレイクするトラブルが発生しやすくなります。
そして、鉛に通して長さを計り結び目を作ります。
結び目を作成したら、フックを装着できる長さを残してアシストラインを切断します。切断したアシストラインに二つ目のフックを装着します。外掛け結びは簡単で良いのですが、長さ調整が難しいためスレッドを使用することで長さ調整が簡単になります。
これでアシストライン&フックの完成です。
次に、ラバースカートとネクタイの装着ですが、まず結び目の上にネクタイをクロスに装着します。
次にラバースカートを装着し、その上から夜光性のウキ止めゴムを被せてネクタイとラバースカートを固定します。こうすることで、ネクタイやラバースカートのカラーチェンジ、さらにフックのみの交換が簡単に素早くできますよ〜!
この類いの既製品では、アシストラインとスカート、ネクタイが一体になったものしかかいのですが、こうすることで、簡単にカラーチェンジができ、フックのみの交換もできますのでコストパフォーマンス的にもGoodです!なかなかいい方法でしょ?(笑
そしてヘッドに通して、上部をつまようじを刺して固定します。この際、つまようじはヘッドから少し出るくらいにし、アロンアルファで軽く固定します。ヘッドから少し出るくらいにするのは、つまようじを抜く際に、抜きやすいようにするためです。
完成するとこんな感じです!ちなみにカラー同じみの松本レッドです。