オーストラリアのゴールドコースト在住のY様よりご質問いただきました。
Y様のご報告によると、オーストラリアでも鯛ラバは大変ポピュラーな釣りになってきているようです。
<質問1>
ネクタイはストレートとカーリーとではどちらが良いのでしょう。市販にあまり
カーリーがないのですが。
<回答>
まず、ストレートタイプとカーリータイプのそれぞれの特長をご説明いたします。
■ストレートタイプ
アクションはカーリータイプに比べて小さく(水流でなびく程度)、ヘッドの形状によっては左右に「ヒラッヒラッ」とイレギュラーなアクションを発生させます。販売されているネクタイのカラー・材質・形状も豊富で自作もしやすいです。
■カーリータイプ
アクションはストレートタイプに比べて大きく、スローなリーリングに対してもしっかりとしたアクションを発生させます。アクションはヘッドの形状に左右されることなく、ネクタイ自身でしっかりアクションします。ストレートタイプに比べ、アシストフックに絡みやすく、アシストフックが絡んでしまうと本来のアクションが衰えてしまいます。現在、このタイプのネクタイを販売しているのは、シャウト(アンサー)だけで、自作は困難です。
■ストレートタイプとカーリータイプの使い分けについて
基本的にストレートタイプを使用しており、カーリーテールはさほど多用しておりませんので、きちんとした説明はできないかもしれませんが、現段階でカーリータイプがストレートタイプより良かった経験をお話します。
1)真鯛の活性が低い時
冬場水温が低下し、真鯛の活性が低くなった時にストレートタイプより反応が良好でした。カーリーという形状はスローなリーリングでもしっかりとアクションすることが幸いしたのだと思います。
2)チャリコにも効果的
どうも派手に動くのが好きなのか、チャリコが多い時に効果的です。(もちろん、大きいものもバイトしてきます)
3)非常に高活性な時
高活性な時に、鯛ラバ自体のボリューム/アクションをアップさせるために、通常ストレートタイプが2本付いているものにプラスして1本カーリーテールを付けます。(計3本)最近試していますが、結果は上々です。
<質問2>
真鯛は鯛ラバが落ちてくるときから見ていて、アクションがあると近づいてきて
リーリングスピードが合うと ヒットしてくると思います。
<回答>
そうですね。状況にもよりますが、フォーリング時から見ていてアクションを起こすとヒットします。高活性な時はフォーリングでもヒットします。
キャスティング(横引き)に関してはも同じパターンが多いですね。