これが何か分かりますか?
カラフルなゴミ袋ではありません。
これは、和歌山県の加太の鯛釣りで使う疑似餌を作るためのビニール素材です。
加太では、これを鯛ラバのネクタイを太くした「菱形」にカットし、全長10m〜15mに針を6〜7本程度付けた高仕掛で使います。
菱形にカットしたビニールはこの高仕掛けの針にちょん掛けし、この仕掛けを底まで落として一定スピードで巻いてきます。
仕掛けは違えど、釣り方は鯛ラバと同じ。
さて、このビニールはあまり色がついていません。
なのにこれで釣れるんですね。
鯛ラバのネクタイは、こんなに色が薄いものよりもハッキリした透けない色を使うことが多いと思います。
と、いうことは鯛ラバのネクタイも薄く色がほとんどついていないものも釣れるのではないでしょうか。
でも、この薄い色にも関わらずカラーの使い分けがあるんです。
しかも微妙な色の違いでも食いに差がでます。
おもしろいですね。