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島根鯛ラバレポート

今年は春の訪れが早いですね。海水温も昨年より2〜3℃高いようです。これから一雨ごとに暖かくなって、寒の戻りがあってを繰り返し本格的な春が訪れます。

防寒対策で着込んでいたウェアも薄くなったり、着込む枚数が減ったりして暑くもなく寒くもない、気持ち良く釣りができますね。

そんな春の走りに、チョロっと片道5時間ちょいの秘境(島根県)へ遊びに行ってきました。

基本的に前泊での行程なのですが、いつも一気に5時間走るか、ちょうど真ん中くらいのところまで行って宿泊するかいつも迷います。夜明けが早くなってくると一気に港付近まで行くほうが楽かな。

今回は港近くのリーズナブルな宿が空いていたので、一気に走りました。

温泉に浸かって一休み。

そして翌朝も温泉へ。この朝の静けさと空気がたまらなく好きです。ほのかに漂う硫黄の匂いと朝ごはんの匂い。これに季節の匂いが混じる。時間や季節が五感で感じることができます。

朝風呂は湯冷めするんじゃないの?と言われますけど、僕的にはしっかり目が覚めるし、しばらくの時間はホカホカしていて防寒着の中が温まり、長時間その温かさが保持できるように思います。

7時に港に集合して秘境の大鯛船「誠涼丸」で出発。

なんだか最近、海が騒がしい噂を聞きつけてやってきたのですがどうなるのか?

ところがどっこい、朝一番のいい時間帯が何事もなく過ぎ去っていきます。あちこち移動するんですけどね、ことごとく無。

日が昇ってポカポカ陽気になってきたくらいから、少しずつ釣れ始めました。

まぁでもなんというか、ポツリポツリ。チョロチョロっと触ってサヨナラって感じのアタリばかり。船長泣かせの1日でしたが、それでも最後はしっかりまとめてくださいました。

残念ながら大鯛は釣れませんでしたっ。ま、こんな日もありますよね。今回、実は欲張ってクーラーボックスを2つ持ってきました。1つはおいしい魚用。もうひとつは、あらかじめ船長に伝えておけば漁師さんから直接販売してもらえる貝類。これがまた安いっ!

港に戻って藤川船長にワカメを分けてもらい、十二分なお土産を持って帰ることができました。

さてさて、今回宿泊した宿はいつもと違う「離れ」でした。

温泉のある本館から車で少し移動しないといけないんですけどね、一軒家丸々を貸切。料金は二人で12,000円。離れは週末や祝日も値段は変わらない感じです。ただし、素泊まりになりますが、キッチンがあって食材を持ち込めばOKです。釣った魚を夜ご飯に!なんてことも可能です。調味料以外、すべて揃ってます。車を真横に停められるっていうのがすごく便利。

        

なんにもないところだけど、時間がゆっくりと流れ贅沢な1日を過ごすことができると思います。

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