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スピニング鯛カブラと巻き上げパワーのあるベイトリールについて

最近、スピニングリールを使う機会が増えました。
特にキャスティングにおいて、飛距離が出る点はベイトリールとは比べ物になりません。
ベイトリールで発生するバックラッシュ等のトラブルもなく遠投できるので、それだけ「より広い範囲」を探れます。
あとはファイトの楽しさと操作感。
リールが下向き=重心が下にくるので安定感のあるファイトができ、やりとりに余裕が生まれます。
欠点はフォールでのバイトへの対応、着底感、そして潮の重みなどを知るための繊細感。
この点においてはベイトリールが長けています。
キャスティング以外にもバーチカルな釣りでスピニングが有利な点もあります。
それは玄界灘など水深100m前後の深いエリア。
4、5回巻いて落とすといった釣りでなく、20回転、30回転、40回転と中層を意識した釣りをする際は、巻き上げるのも一苦労。
使う鯛ラバもヘビーウエイト。
そんな状況でスピニングリールを使って釣りをすると重心が下になる分、ロッドを握る手の負担も楽になります。
春の玄界灘特有の高速リアクション巻きでバイトさせる場合も、スピニングの方が有利です。
今、私はステラの2500番と4000番を使っています。
2011102401.jpg
2500番は主に瀬戸内などのシャローエリアでのキャスティングで使用。
水深20m前後でビンビン玉の45gを使う時に使っています。
4000番は玄界灘などの深いエリアでビンビン玉の70〜120gでバーチカルな釣りをするときに使っています。
ただこの玄界灘でも底付近を叩くような釣りをする時や根がかりが多い瀬を流す時はベイトの方が有利なので、今回カルカッタコンクエスト300Type-Jをラインナップに加えてみました。
重いカブラを巻き続けると、手に相当の負担がかかります。
そんな状況でアタリがあった時や、ファイト中に真鯛が急に頭を振ったり走ると「ツルッ」とハンドルから手が外れますよね?
それを巻き上げパワーがあり、握れるハンドルを装着したリールを使えば解消されるのでは?と思い、導入してみました。
パワーがある分、ヘビーウエイトのカブラの安定した巻きも期待できると思います。
2011102402.jpg
一台は0.8号、もう一台は夢のサイズの真鯛を狙う用に2号を巻こうと思っています。
使い込んで感想をレポートしますね。
ちなみにラインですが、最近私のお気に入りはこれ。
2011102403.jpg
よつあみのガリス ウルトラ2 ジグマンWX8。
高価なラインですが8本編みのPEラインは滑らかで、ドラグの引っ掛かり感が低減されるように思います。
お求めはこちらのサイトから可能です。


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