初釣りでハチマルをキャッチし幸先の良いスタートができました。
風の影響で早上がりでしたので、マズメ時に漁港でアジが釣れると聞き少し休んで港へ。20cm〜のアジがたくさん釣れました。みなさんおかず分だけ釣ったら帰るようで気がつけば1人。明日も出船だし魚を捌かないといけないので、帰路につきました。
宿にキッチンがついている。温泉津にはそんな宿があります。
※輝雲荘は離れのみキッチンつきです。
キッチン付きとは言え魚の匂いや血、生ゴミなどは気をつけたいところ。
僕の場合は、魚を捌いている間は換気扇を回し、使い終えたあとはスプレータイプの漂白剤で消臭に努めます。
排水溝ネット、厚手のゴミ袋を持っていって生ゴミをできるだけ綺麗に処分できるようにしています。
生ゴミは宿で引き取ってくれますから、最初に◯時頃生ゴミの処分をお願いしますと確認を取っています。
その他、包丁、鱗取り、血合いを洗うブラシ、魚を入れるカゴ、キッチンペーパー、ジップロックなども用意して帰ってたら何もしなくてもよい状態にまでします。
ここまですれば、釣った魚を一番おいしい状態で持ち帰り・保存でき、自宅に戻ったら釣り具を片付ければよいだけになります。
手間暇は裏切りませんよ(笑)
翌日。
温泉津での釣りの朝は朝風呂がルーティン。
寒い時期は湯冷めを気にされるかもしれませんが、湯冷めしにくい温泉でホカホカの状態で防寒ウェアを着るものですから、温かさが持続するんです。
目が覚めて頭もスッキリするのでオススメです。
誠涼丸で7時に出船。
今日も昼くらいから天候が怪しく、そのまま時化て明日の3日目は中止。今日が最終日となりました。
しばらくしてから冷たい雨。風が吹いたり止んだり、吹く方角もまばら。ドテラの釣りがやりにくい日になりました。
今日はアマダイが本当によく釣れました。ここに来てこんなにアマダイが釣れたのは初めてかもしれません。
チカメキントキも。
今日はマダイがなかなか顔を見せない。
そうそう、ここ秘境の記事を書くようになってから「いろんな魚が釣れてしかも大鯛も釣れるんですね、夢のようなフィールドですね」みたいなことを言われますが、僕の場合は「あくまでも狙っているのは大鯛であって、その他の魚は大鯛を狙っていて釣れたもの」です。
アマダイを釣りたければアマダイが好むカラーやシルエットで釣りをすればよいし、アタリが欲しければ繊細なタックル・ルアーで釣りをするともっともっと数は釣れると思います。
数釣りなら船長もそういうポイントを流してくれると思います。
何が言いたいかと言うと、どういう釣りをしたいか?で釣り方を変えたほうがいいと思いますよってことです。
そんなこんなでアタリがなんにもなくなりました。
チャンス到来ですね(笑)
チャンス到来といいながらもぼーっとしてしまうんですけど、そんな時間帯に突然やってきます。
掛けてふわっと一瞬浮いて走りました。
ラインはほぼ真下、潮も風もないのでテンションはほぼ魚。
僕のドラグセッティングで一発目の走りが止まり少しも浮かない(巻けない)のは、真鯛ならハチマル確定です。
セカンドラン、サードランと繰り返しながら距離が一向に縮まらないのはキュウマル。
※この感覚はドラグセッティングにもよりますし、ラインの放出量、潮、風、針の掛かり所によって異なります。
バーチカルな状態で掛けて、これデカイなという感覚がありましたので、同船者の方に仕掛けを回収してもらってゆっくり勝負させていただくことにしました。
全く浮かないです。
へばりついたまま。
また少し走って「プン」という嫌な感触。
魚が動いたところでテンションが抜けました。
鯛ラバから上でラインブレイクしたようで、リーダーか?ノットが抜けた?PEから切れた?
回収するとリーダーがザラザラ、根ズレでした。
なんだろうか、ヒラマサなら一気に根に行くだろうし、根に行くまでに何回か止まったし。
まぁとにかく落胆しました。
仕掛けを作り直して・・・。
運がよかったのか、しばらくしてまた浮かないやつが掛かりました。
ドラグ値は先ほどのまま。
大鯛は最初から最後までドラグ値は変えない。
徐々に浮かせて途中から魚が沖へ、大鯛確定です。
惜しくもキュウマル届かず。
尾びれがなぜか短い(笑)
今日もまた良い魚に出会えました。
空が真っ暗になり港へ退散。
今日もよく釣れました。
またアジ釣りして、魚を捌いて、ゆっくり休んで最終日は朝から温泉津の街を散策。
前々から一度浸かってみたかった温泉津温泉の元湯に。
船長から熱くて入れたもんじゃないと聞いていましたが全く無理でした(笑)
元湯は3段階の熱さがあって真ん中でなんとかギリギリ。
真冬なのに汗が噴き出して止まらない、いい湯でした。