鯛ラバ専門情報サイト

ちょっとバタバタしていて釣りに行けない日々が続いていましたが、約一ヶ月ぶりに釣りに行きました。
向かった先は福井県茱崎（くみざき）。
昨年秋に同港から出る「まるいち」でテンヤに撃沈させられ、ぜひリベンジしたかったエリア。
今回は「まるいち」とペアで鯛ラバをさせてくれる「ディープオーシャン」にビンビンソルトでおなじみの船上サラリーマンと乗船しました。

まるいち、ディープオーシャンはテンヤ主体で真鯛を狙うのですが少し方法が違います。
それはテンヤを鯛ラバのように巻くこと。
普通にテンヤをしても釣れず、試行錯誤していた時にエリアを移動するためにお客さんにテンヤの回収を指示したところ、偶然ヒットしたことが「巻きテンヤ釣法」を発見したきっかけだそうです。

ご覧のようにみんなテンヤで私だけ鯛ラバ。
そんなまるいち、ディープオーシャンではこの釣りを始めて3年、未だに鯛ラバでヒットさせた者はいない。
正直、この日の同船者の方々も「こんなもので釣れるのか？」と思われていたのではないでしょうか。
私個人的には「絶対に釣れる」と確信していました。
どう考えても釣れない理由がないからです。
7時に港を出発。
ポイントまではわずか10分程度。
水深は70m前後。
パラシュートアンカーを入れて流すのでこの水深なら60〜80gでできます。
テンヤ9人 VS 鯛ラバ1人。
使うウエイトの違いから船長と皆様にご理解を得て、潮上に行かせていただきました。（必然的にテンヤより鯛ラバの方がウエイトが重いのでオマツリ防止です。）
さて、何色を使おうか、どういうウエイトで攻めるか？誰も鯛ラバで釣ったことがないので、自分自身で答えを出さないといけない。
ポイントについて海の色を見ると玄界灘と同じ感じ。
春特有のクラゲも水中に漂い、ラインにまとわりついてくる。
ベイトはコウナゴ。（イカナゴ）
テンヤの巻きスピードは回収くらいの早巻きがここ最近は良いとのこと。
春、玄界灘をキーワードに前日に11kgの真鯛がテンヤで釣れていたことから、旧ビンビン玉100gにビンビン玉のラバーネクタイ「蛍光ピンク」を装着し金のホロネクタイを追加、そしてスカートは蛍光オレンジを使用したものを投入。
反応なし。
次にイカナゴールドのカーリーネクタイに蛍光オレンジのスカートを装着した旧ビンビン玉の80gを投入。
これも反応なし。
春ということもあり存在感のある水押しの強いものを使って駄目だったので、さらに水押しを強めてみては？とチャートのロングネクタイを装着したビンビン玉マグナムを投入するも反応なし。
次にグリ−ンゴールドのヘッドにチャートスカート、イカグローのカーリーネクタイを装着したビンビン玉を投入。
ウエイトを60gまで落としスローに、丁寧に巻いてみる。
これも反応なし。
うーん。。。
時合ではないのか？カラーが悪いのか？リトリーブスピードか？ヘッドか？
分からないことだらけで困惑。
もう一度同じカラーをローテーションしてみる。
するとアタリはあるが、レンコ鯛？それとも真鯛が触っただけ？というような感じ。
ここでテンヤに本日初真鯛がヒット。
どうもカラー（派手系）がNG？と思い、それならエビオレンジでどうだろう？とニュービンビン玉70gを自分でリペイントしたものに、オレンジスカート、エビオレンジのストレートタイプを組み合わせ、ナチュラル&’動かない仕様に変更。
そして・・・

答えが出ました。
初真鯛はロクマル。
今年一番嬉しい一枚になりました。
アタリはカブラにもたつく感じ。
飛燕さくら丸の船長から最近の玄界灘の話を聞いていたのと同じ。
それを意識してスーパーバキューム67Lを使用していました。
この1枚をキッカケにプチラッシュへ。
2枚掛けるも無念のフックアウト。

その後、チダイやレンコダイ、カンゾウビラメを追加し、真鯛らしきアタリは1回のみ。
今日は地合らしい地合はテンヤで1枚、カブラで1枚釣れたあのわずかな時間のみで、あとはポツポツと単発。
日が暮れるまで船長に頑張っていただくも、結局真鯛は5枚で終了。
個人的にはテンヤに差をつけた釣果を出したかったのですが、この厳しい状況でそれも初めての1枚を釣ったことでミッションクリアーといたしましょう。
次は活性が高い時にもう一勝負してみたいです。

終了間際に水面に浮いていた剣先イカの子供を見て、エビオレンジが正解だったのかな？と思えました。
ほんと厳しい一日で真鯛がボーズの人が半数いた訳ですから、貴重な1枚を獲れたことがとてもうれしかったです。
そう、今年私はまだボーズなしです。
さて、GW後半。
九州へ行ってきます！
年間100枚まで残り67枚。
九州で50枚まで減らして帰ってくる予定です（笑