GW前半は岡山、香川、福井に行ってきました。
まずは岡山。
下津井の松本釣船2に行ってきました。
前日、船長に状況と釣行日のエリア(水深)とベイト、ヒットカラーを確認。
エリアはミドルレンジとシャローの両方、ベイトはイカナゴ、ヒットカラーはオレンジ系。
少し話が逸れますが、事前にこういった情報を確認しておくのとしないのでは当たり前ですが大違い。
私はどこへ行くにも毎回事前の情報を確認しタックルを準備します。
・持っていく鯛ラバのウエイトの準備
・最適なロッドのチョイス
・ヒットカラーとそのヒットカラーから想定されるローテーションカラーをセット
・さらに過去の同時期の釣行を振り返ってどんなパターンで釣れたかを再確認
そして、現場に到着したらすぐに釣りができるように、予めロッドにリールを装着してラインを通してスナップを結束した状態でタックルを車に載せ、当日使うカラーの鯛ラバも仕込んですぐに使えるようにしています。
港に到着してからの準備では薄暗くてやりにくいのと、時間に余裕を持って出発しても予期せぬ交通渋滞などで時間ギリギリに到着して準備が遅れるのが嫌なのです。
日常の自分は準備はギリギリ、うっかり忘れ物をするといった性格なのですが鯛ラバだけは別。
なぜかというと、何回も痛い目にあっているからです。
そう「真鯛の時合いは一瞬」ということが多々あります。
「その一瞬を逃せばその日は終了」となることも多々。
ポイントに到着して船長から釣り開始の合図があれば、すぐに落とせるようにしておかなければなりません。
特に朝一番などは魚が釣れる確率が高いもの。
合図があってからタックルをセットしているようでは、その間に1枚、2枚と釣られてしまうものです。
釣り方やカラーの知識も大切ですが、こういった準備でも釣果に差がつきます。
さて、話を元に戻します。
事前の情報で気になったのは水深40〜50mのエリアで釣りをすること。
通常ならビンビン玉の60gをチョイスするところなのですが、
・春の乗っ込みは目立つもの(大きなヘッド)が有利な場合がある
・重いウエイトを使うことで手返しもが多くなる
と春の真鯛の習性から70gと80gのビンビン玉を仕込みました。
朝一番にその40〜50mのエリアに船が入る。
まず80gをチョイスし釣り開始。
エビオレンジで一番乗り。
大きいヘッド(ヘビーウエイト)でも問題ないことが確認できたので、使うウエイトを固定しカラーローテーション。
今度はイカナゴールドで。
フォールでアタリました。
早くも2枚。
で、潮が速くなりこのエリアの時合いが終了。
その後、松本船長の的確な潮読みでピンスポットを打っていく。
このテンポって鯛ラバが単調な釣りだけに、逆にいい集中力が保てるものです。
そして船はシャローへ。
マタギさんでチューニングしてもらったTKC-64Lスピニングチューンを手にビンビン玉30gをキャストする。
潮の流れを的確に読み、キャストする方向を変えて探ると腹パンの乗っ込み真鯛をゲット。
2本の針が掛かりバレないパターンですね。
潮が変わったタイミングで朝一番良かったエリアを再び打つ。
一瞬の時合いが過ぎ、再びシャローへ。
ここではビンビン玉45gをチョイスしキャスト。
ボトム周辺を這うよう、ややスローにリーリングするとヒット。
次は色違い。
赤い色が再び。
終ってみれば船中二桁釣果で、5枚をものにしました。
船長とも話していたのですが、冬の真鯛と春の真鯛が混在しているように思えました。
しかし、これからは水温も日に日に上昇しさらなる釣果アップが狙えると思います。
本日は想定していたパターンが見事にハマり100点満点。
久しぶりに気持ちの良い釣りをしました。