昨今、明石海峡を始めとする瀬戸内では小針にスカートレス、細身のフィネスネクタイ(ワーム)というセッティングが主流ですね。
鯛ラバのヘッド、ネクタイ(ワーム)は市販されているものを使えばよいものの、フックセットに関しては市販されているものが少なく、その種類も少ないのが現状。
ですので、自作するしかないのですが、自作しようにもどんなセッティングがよいのかが分からないですよね。
そこで、ずばり!!「一番釣れる鯛ラバのフック(針)とセッティング」をご紹介しましょう。
転載協力:利弥丸
一番釣れる鯛ラバのフック(針)とセッティング
一番確実性の高いのは、
・並行内向き(地獄針仕様)
・アシストラインの長さは短く
の2点を抑えたフックセッティングをすること。
長くとも、ヘッドから針まで3cm以内に収まるようにすることが大切です。
並行とは、「二つの針が同じ位置にあること」で段差ではありません。
また、内向きとは、二つの針先が内側を向いて並ぶことです。
↓このような感じに並ぶセッティングです。
さて、このセッティング、何が良いかというと、針が二本とも口に掛かりキャッチ率がアップする点が挙げられます。
この半年間、たくさんの鯛ラバビギナーの皆さんに試していただいた所、圧倒的に!ダントツで!!安定した釣果をもたらしてくれました。
繰り返します、それはもう圧倒的に。
大きな鯛も、小さな鯛も。
ただ、これまでご紹介出来なかったのは、アシストラインの長さにキモがありさらに検証をする必要があったからです。
長いと魚が全然掛からず、短過ぎると仕掛けが絡まって(いわゆるエビになる)釣りになりません。
検証を重ねた結果、概ねどの針もヘッドから2.5cm前後ぐらいまで、長くても3cm以内にはアシストライン(ハリス)の長さを揃えるようにキチンとセッティングするのが大切ということが分かりました。
アシストライン(ハリス)が短くてエビになる時は穴あきビーズを入れて数mm調整してみてください👍
これで解決するはずです。
針の大きさによって、トラブルが出ないベストセッティングは各々詰めてみてくださいね。
我々が使う針は、オーナージガーライト真鯛なら、#9か#10ぐらい。
がまかつのサーベルポイント系なら一番小さいサイズで組んでます。
最近、3本針や4本針のセッティングも多く見かけますが、明石海峡ではあまりオススメ出来ません。
根掛かりやオマツリを増やしたり、重症化させる恐れがあるからです。
周りに迷惑掛けてしまっては楽しめませんからね。
特に流れが複雑で、地形変化の激しい明石海峡周辺では根掛かりやオマツリが多く、また根掛かりやオマツリで魚の反応が散ってしまうことも少なくありませんので、
むやみに針を増やすことはせずに、ぜひ今回ご紹介させていただいた並行内向きショートのセッティングを試してみてください。
自信が持てたら一本針でもいいかもしれませんね。
以上、一番釣れる鯛ラバのフック(針)とセッティングのご紹介でした。
最後に。
利弥丸のブログにはこのようなセッティングを始め、よく釣れるネクタイやワームの紹介などが盛りだくさん。
読んでいてうーん、納得!という記事もあります。
引き出しの数を増やしてみてはいかがでしょうか。